リクルートスーツとは?ビジネススーツとの違いや相場について紹介!
2020.07.04
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新卒の就職活動ではリクルートスーツを着用するのが一般的です。
本格的に就活が始まる前に、自分に合ったリクルートスーツを準備しておきたいところです。
しかし、いざ買おうと思っても「普通のスーツとは違うの?」「どんなリクルートスーツがいいの?」と迷ってしまう人も多いのではないでしょうか?
そこでリクルートスーツの特徴、ビジネススーツとの違いや相場、面接時の身だしなみの注意点について紹介します。
これから就活を始める人やスーツの選び方に迷っている人は、ぜひ参考にしてください。
INDEX
リクルートスーツとは?
一口にスーツといっても用途により違いがあります。
スーツはビジネス・就活・冠婚葬祭とさまざまなシーンで使います。
その中でもリクルートスーツは、就活に特化したスーツです。
就活では、清潔感や素直さ、誠実さといった印象を与えることが大切であるため、誰が見ても不快感を持たれないように作られています。
自分に合ったものを選ぶためには、定番リクルートスーツの特徴や着用時の注意点を知っておく必要があります。
そこでメンズ、レディース別に特徴を見てみましょう。
メンズ用リクルートスーツの特徴
メンズ用は、ブラックやネイビーの無地が主流です。
業界、企業によってはストライプやチェックなどの柄が入っていても問題ありませんが、基本的には無地が無難です。
ジャケットはシングルの2つボタンが基本です。
下のボタンをはずした状態で、こぶしが1個入るぐらいだとちょうどよい余裕が生まれます。
パンツはすっきり見えるタックなし、裾上げはシングル仕立てが好ましいとされています。
靴を履いたとき、1クッション程度の余裕がある長さがよいでしょう。
ネクタイの色は赤・紺・グレーが定番です。
柄は無地・チェック・レジメンタルストライプが人気です。
白や黒の無地のネクタイは冠婚葬祭をイメージするため、避けた方がよいでしょう。
レディース用リクルートスーツの特徴
レディース用も、色はブラックやネイビーの無地が主流です。
ジャケットは2つボタンのテーラードタイプが多いでしょう。
細身でピッタリしたものではなく、胸周りに少し余裕があるものを選ぶと動きやすく、シワもよりにくいのでおすすめです。
ボトムスはタイトスカートがオーソドックスですが、活発な印象を与えたいときにはパンツもおすすめです。
スカートかパンツで迷う人は、ジャケットとスカート、パンツの3点がセットになっているものを選ぶとよいでしょう。
スカートの長さは、立ったときに膝が半分ほど隠れる長さ、座ったときは膝上5cm以内が目安です。
長すぎるとやぼったく見え、短すぎるとあまりよい印象を持たれません。
パンツの丈は、パンプスのヒールの高さに合わせます。
ヒールが少し隠れる程度がちょうどよい長さです。
リクルートスーツとビジネススーツの違いは?
「就活で使うスーツを他のシーンでも使いたい」「普通のスーツじゃだめなの?」と思う人もいるのではないでしょうか?
就活にはリクルートスーツが適しているとされていますが、ビジネススーツだからといって問題があるわけではありません。
ただし、ビジネススーツにはリクルートスーツとは異なる特徴があるので、注意が必要です。
ここでは、それぞれの違いについて、生地とデザイン、価格の面から説明します。
生地
一般的にリクルートスーツは、ビジネススーツよりも安価な生地が使われています。
というのも、リクルートスーツはまとまった収入のない学生が、就活という限られた目的で使うためのスーツだからです。
そのため、ビジネススーツよりもシワになりやすく耐久性が弱い傾向があります。
また、リクルートスーツは化学繊維で作られていることが多いため、湿気がこもりやすいという特徴もあります。
ビジネススーツの方が、長期的に使うことを考えて上質な生地を使う傾向があり、その違いが耐久性や着心地にも現れます。
デザイン
画一的なデザインのリクルートスーツに比べて、ビジネススーツは色や柄のバリエーションが豊富です。
就活では誰が見ても不快感を持たれないことが大切ですが、ビジネスではシーンや目的に合わせて色やデザインを選べるからです。
たとえば、リクルートスーツはブラックやネイビーの無地が主流ですが、ビジネススーツでは明るめのグレーやブラウン、ストライプやチェック柄といったデザインも豊富です。
また季節によって素材が変わるなど、ビジネススーツの方が自由度が高く、ファッション感覚で選べるでしょう。
価格
通常、ビジネススーツはリクルートスーツよりも高価です。
リクルートスーツの場合、安いものだと上下セットで1万円以内、高くても3万円ぐらいまでで購入できます。
一方ビジネススーツは3~4万円前後が相場です。
まとまった収入のない学生向けに作られたリクルートスーツは、手に取りやすい価格に設定されています。
また、就活という限られた目的で使うスーツでもあるため、安価な生地を使っているという背景もあります。
リクルートスーツの機能とは?
デザインの選択肢がそれほど多くないリクルートスーツですが、だからといってどれでも同じというわけではありません。
せっかく購入するなら、機能にも着目して自分に合うものを選びましょう。
ここでは、おすすめ機能について紹介します。
ウォッシャブル機能
就活期間中は毎日スーツを着ることも珍しくありません。
汗や汚れが付きやすく、クリーニングに出すタイミングも難しくなります。
また、何度もクリーニングに出すと費用もかさみます。
そんな心配がある人には、ウォッシャブル機能のついたものがおすすめです。
自宅の洗濯機で洗えるため、費用を抑えながらスーツを清潔に保てると人気を集めています!
ただし、洗いすぎると生地に負担がかかるので注意が必要です。
ストレッチ機能
就活中は、移動時間が長かったり面接をはしごしたりと、一日中スーツを着ていることもしばしばです。
慣れないスーツを長時間着ていると、それだけで疲れてしまいます。
そんなときでも快適に過ごすには、ストレッチの利いたスーツがおすすめです。
伸縮性のある素材で作られたスーツは、動きやすくストレスになりにくいのがメリットですよ。
防シワ機能
就活では清潔感がとても大切です。
シワのないきれいなスーツ姿は面接官に好印象を与えます。
しかし、長時間リクルートスーツを着ているとどうしてもシワになってしまいますよね…。
こまめにクリーニングに出すのが理想ですが、それも難しい場合もあるでしょう。
そんなときには、防シワ機能のスーツがおすすめです。
シワがつきにくいスーツで、面接官にきっちりした印象を与えましょう。
オールシーズン対応
一般的にスーツには夏用と冬用があり、リクルートスーツも例外ではありません。
夏用は通気性、冬用は保温性に優れた素材を使用しており、季節に合わせたものを選ぶことで快適に過ごせます。
しかし、就活のために何着もスーツを買うのはもったいないと思う人もいるでしょう。
そんなときは、季節を問わず使えるオールシーズン対応スーツを選ぶのが鉄則です。
オールシーズン用なら、季節によって買い換える手間や費用を省くことができ、長く愛用できますよ!
リクルートスーツの価格は?
就活生にとってスーツ代は大きな出費です。
購入するならできるだけ安く済ませたいと思う人も多いでしょう。
しかし、だからといって安っぽく見えるものや着心地の悪いものは選びたくないですよね。
そこで、リクルートスーツの相場や、価格による違い、よいものを安く購入する方法について説明します。
相場は1.5~3万円程度
リクルートスーツは就活生向けのため、ビジネススーツと比べると比較的安価な傾向です。
安いものだと、上下のセットで1万円以内で購入できます。
しかし、あまりにも安いと不安に感じる人が多いため、1.5~3万円程度の価格で販売されていることがほとんどです。
そこからさらにこだわりたい人は生地の質や機能性の高いスーツを、節約したい人は安いスーツを中心に探すのがよいでしょう。
安いものと高いものの違い
安いからといって、就活がうまくいかないわけではありません。
ただし生地の質や機能性は、価格が高いスーツよりも劣る傾向があることを理解しておきましょう。
高いスーツは、高品質な生地を使い縫製がしっかりと施されているため、耐久性や着心地に優れます。
また、オーダーやセミオーダーの場合は、自分の体型にピッタリフィットするため、見た目がきれいに決まります。
反対に安いスーツは、生地が薄く、すぐにへたって表面に光沢が現れることも少なくありません。
特に無地のスーツの場合は、光沢が目立ちやすくなります。
よいものを安く購入するならアウトレットモールがおすすめ
「できれば安く済ませたい、でも安っぽいのは嫌、それなりによいものが欲しい」と思っている人もいるでしょう。
そんなときは、アウトレットモールで試着して購入するのがおすすめです!
スーツの購入には、ネット通販やスーツ専門店、デパートのスーツ売り場などさまざまな選択肢があります。
ネット通販は安い商品も豊富ですが、試着ができないため、サイズで失敗する可能性があります。
一方、スーツ専門店やデパートのスーツ売り場には良質なリクルートスーツが取り揃っていますが、金額的になかなか手を出せない人も多いでしょう。
アウトレットモールなら、質のよいスーツを従来よりも安く手に入れることができます。
その場で試着もできるので、自分にピッタリ合うスーツを見つけられるでしょう。
面接での身だしなみの注意点
面接官によい印象を与えるためには、上質なスーツを着るだけでは不十分です。
ここで紹介する身だしなみの注意点を守って、万全の状態で面接に臨みましょう。
対面式面接での身だしなみ
対面式面接では、足の先から頭の先まですべて見られるうえ、匂いなどにも気を遣う必要があります。
シワや汚れがあると清潔感に欠けるので、こまめにメンテナンスしましょう。
また、靴のかかとがすり減っていたり汚れていたりするのもマイナスな印象を与えます。
男性はネクタイの色やデザインにも気を配りましょう。
それ以外の携行品は清潔感や機能性も考えて選択するのがポイントです。
髪型は、爽やかさを意識し、前髪が目にかからないようにセットします。
女性の場合はノーメイクでも濃いメイクでもなく、ナチュラルで健康的なメイクを心がけてください。
汗やきつすぎる香水の匂いも印象を悪くするので注意しましょう。
オンライン面接での身だしなみ
近年では、会場に行かずにインターネットサービスを使ってオンライン面接をするケースも増えています。
会場に行く必要がないため、つい気が緩みがちですが、重要な選考の機会であることには違いはありません。
面接では意欲的に取り組む気持ちを服装でも表現できます。
そのため、きちんと身だしなみを整えて臨む必要があります。
オンライン面接の場合も、基本的には対面式の面接と同じような服装で受けましょう。
自宅だからといって気を抜かず、きちんとスーツを着用し髪型やメイクなども怠らないようにしましょう。
たとえ上半身しか見えなくても、靴意外は対面式と同じ身だしなみを整えるのがマナーです。
オンラインの場合は部屋の明るさや顔周りの明るさの違いによっても与える印象が変わります。
服装や髪型などの身だしなみとともに、室内の照度などにも気を配るとよいでしょう。
まとめ
リクルートスーツとは、就活に特化したスーツです。
ビジネススーツと比べると、学生でも手が届くように価格が低く設定されており、誰が見ても不快感を持たないようにデザインで作られています。
相場は1.5~3万円程度ですが、中には1万円以下で買えるものもあります。
ただし、安いものは着心地や耐久性が劣る傾向があるので注意しましょう。
よいものをできるだけ安く手に入れたいという人は、アウトレットモールがおすすめです。
アウトレットモールなら、質のよいリクルートスーツをより安く購入できます。
自分に合うスーツを見つけて、万全の身だしなみで就活を始めましょう。
※2020年07月04日現在の情報です。内容は変更になる場合があります。