スチーム式加湿器おすすめ10選とメリット＆デメリットや特徴を解説

加湿器には主に「スチーム式」「気化式」「超音波式」「ハイブリッド式」の4つの種類があります。

その中で今回はスチーム式加湿器にフォーカスします。
普段何気なく使っている加湿器ですが、スチーム式加湿器のメリットやデメリット、スチーム式加湿器に向いている部屋なども詳しく解説します。

さらにおすすめスチーム式加湿器をタイプ別に10種紹介しますので、スチーム式加湿器が気になる方は必見です！

加湿器はなぜ必要？

「冬の乾燥には加湿が必要」というのは当たり前。
ですが、ほかにも加湿器で一定の湿度を保つことに以下のメリットがあります。

風邪やインフルエンザの予防

空気が乾燥すると、のどや鼻の粘膜も乾燥しやすく、異物を排除する機能が弱まります。

また湿度が40％以下になると、風邪やインフルエンザのウイルスが活発になると言われています。
そのため、50％～60％に湿度を保つことが重要なのです。

美容トラブル予防にも

空気が乾燥すると肌も乾燥し、かさつきやかゆみなどが生じやすくなります。

また見逃しがちなのが、髪の毛。
髪も肌同様に乾燥しやすく、乾燥が進行するとパサつき髪の原因に。

適切な加湿で美容維持に努めましょう。

暖房費用の節約

人は同じ室内温度でも湿度が低い部屋と高い部屋では、湿度の高い部屋の方が暖かく感じやすいといわれています。
湿度をキープしておけば室内が潤うだけでなく、暖房費用の節約に一役買ってくれますね。

スチーム式加湿器のメリット＆デメリット

スチーム式加湿器は、本体に内蔵されたヒーターによって水を沸騰させ、水蒸気（スチーム）にして室内を加湿する家電です。
ポットでお湯を沸かした際に蒸気がふき出すイメージに近く、気化式や超音波式などよりもシンプルな方法で部屋を加湿します。

そんなスチーム式加湿器にはどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

スチーム式加湿器のメリット

スチーム式加湿器のメリットはひと言でいえば、「衛生的でパワフル」。
ここでは、スチーム式加湿器のメリットをいくつかまとめています。

水を加熱するから衛生的

スチーム式加湿器はほかの方式と比べ、水を沸騰するのでとても衛生的です。
カビや雑菌が繁殖しにくく、清潔さを保ちながら部屋の中を潤してくれます。

パワフルだから短時間で適度な湿度に

スチーム式加湿器は使用時の気温に左右されることなく、常に加湿力が一定でとてもパワフルです。
そのため帰宅してすぐに電源を入れれば、スピーディーに部屋全体を加湿してくれます。

お手入れが簡単

スチーム式加湿器は、フィルターなどの部品がとても少ないです。
基本的には本体内部の水あかを定期的に掃除するだけなので、面倒なお手入れが不要です。

スチーム式加湿器のデメリット

メリットもあればデメリットももちろんあります。
ここでは、スチーム式加湿器のデメリットを確認してきましょう。

やけどに注意が必要

沸騰した水蒸気で加湿するため、スチーム式加湿器のふき出し口はかなり高温。
なにかのはずみでふき出し口に手などが当たったり、加湿器を落としたりするとやけどの原因になりかねません。
小さなお子さんやペットが居る家庭は、ゲージを作るなどして十分に注意しましょう。

電気代がかかる

スチーム式加湿器は水をずっと沸騰させるため、消費電力がほかの方式に比べてかかります。
電気代もかさむため、コストが気になる方は省エネ機能を搭載したスチーム式加湿器を選ぶことをおすすめします。

スチーム式加湿器はこんな方におすすめ

メリットとデメリットを踏まえたうえで、スチーム式加湿器の使用が向いている方は以下の通りです。

【スチーム式加湿器が向いている方】

• 衛生的で長時間使用可能な加湿器を探している方
• 部屋の中をスピーディーに加湿したい方
• 手入れやメンテナンスのわずらわしさから解放されたい方

反対に以下のような方は、スチーム式加湿器よりも気化式、超音波式といった加湿方式の加湿器を検討しましょう。

【スチーム式加湿器が向いていない方】

• 子どもや高齢者やペットがいて、やけどのリスクが気になる方
• ランニングコストを最小限に抑えたい方

上記の「スチーム式加湿器が向いている方」にひとつでも当てはまるなら、スチーム式加湿器の購入検討をしてみてはいかがでしょうか。
次の章ではスチーム式加湿器のおすすめ商品を紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。

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スチーム式加湿器のおすすめ10選

現在発売されているスチーム式加湿器は、とにかく種類が豊富。
タイマー機能付きやアロマトレー搭載、省エネ機能付きなど、さまざまな種類が発売されています。

ここからは、以下4つのタイプ別にスチーム式加湿器を紹介します。

• タイマー付きタイプ
• 省エネタイプ
• 卓上タイプ
• デザイン重視タイプ

ぜひ、スチーム式加湿器選びの参考にしてください。

タイマー付きタイプのスチーム式加湿器

就寝中の加湿におすすめなのが、タイマー付きタイプです。
過度な加湿が防げ、電気代の節約にもなりますよ。

象印マホービン スチーム式加湿器 EE-RQ35

こちらは沸騰音を制御する、清音性スチーム式加湿器です。

「入、切デュアルタイマー」機能が搭載され、入タイマーは6時間、切タイマーは2時間設定が可能。
外出前や就寝前にタイマーをかければ、安心かつ快適に過ごせるでしょう。

ほかにも「チャイルドロック」「ふたの開閉ロック」「転倒湯もれ防止構造」など、赤ちゃんや小さなお子さんがいるご家庭でも安心して使用できる機能が充実。
部屋の湿度情報をランプで瞬時に確認でき、効率よく安心して使えるスチーム式加湿器をお探しの方におすすめです。

三菱重工 スチームファン蒸発式加湿器 SHE35TD

「三菱重工 スチームファン蒸発式加湿器 SHE35TD」は2時間と4時間の、2段階切タイマー機能付き加湿器です。
約2.8Lの大容量タンクで給水の手間が少なくてすみ、長時間加湿に向いています。

しかも部屋の湿度と温度をセンサーによってチェックし、加湿具合を自動で調整。
部屋の湿度が35％以下になると「ドライサイン」が点灯、乾燥状態を知れせてくれて付け忘れ予防ができます。

マグネット式電気フラグ採用で、万が一、コンセントに足を引っかけても接続部がすぐに外れるので安心。
部品も丸洗い可能で、清潔に使い続けられるでしょう。

省エネタイプのスチーム式加湿器

スチーム式加湿器はほかの加湿方法に比べ、電気代がかかるのがネック。
そこで少しでも維持費を抑えたいなら、省エネタイプがおすすめです。

アルコレ スチーム式加湿器

一般的なスチーム式加湿器はタンク全体を加熱するのに対し「アルコレ スチーム式加湿器」は、水の通り道にヒーターを配置したことで高い省エネ性能を実現。
一般的な加湿器と比較し、1ヶ月あたり1,000円分もの電気代を抑えられます。

ふき出し口も比較的低温なので、お子さんや高齢者のいるご家庭でも安心でしょう。
また上から注ぐタイプのため、水の入った重いタンクを持ち運びせずにすむのもうれしいポイントです。

三菱重工 スチームファン蒸発式加湿器 SHE60SD

こちらは、吸い上げた水のみを加熱するため省エネを実現した加湿器。

「エコ運転モード」に切り替えることで、消費電力を節約できます。
またこのおかげで熱湯なのは一部のため、倒してしまっても熱湯が一気に出ることはありません。

空気吸込口にはBIOフィルターを設置し、細菌やカビを抑制できるのも大きな特徴です。
室内を清潔かつ快適に維持したい方におすすめの一台です。

卓上タイプのスチーム式加湿器

卓上タイプの加湿器は仕事部屋や子ども部屋など、個室の加湿に重宝します。
またオフィスでの乾燥対策にも、コンパクトな卓上タイプがおすすめです。

山善 スチーム式ペットボトル加湿器 KP-C056

ペットボトルを差し込んで使用する「山善 スチーム式ペットボトル加湿器 KP-C056」は、アロマケース付属で加湿しながらお気に入りの香りが楽しめます。

コンパクトサイズながら最大加湿量は、約200ml/h。
ペットボトルは500mlまで対応し、500mlペットボトルならば約2.5時間の連続使用が可能です。

空だき防止機能搭載で、オフィスや仕事中の使用も安心です。

アピックス スチーム式アロマ加湿器 AHD-058

机の上に常に置いておくなら、デザインにもこだわりたいもの。
「アピックス スチーム式アロマ加湿器 AHD-058」は、スタイリッシュなデザインの卓上用加湿器です。

水がなくなるとで自動停止し、LED点灯でお知らせしてくれます。
1時間あたりの電気代も約3.5円と経済的で、専用のお手入れブラシが付属されているのでメンテナンスも楽ちんです。

カラーは2展開なので、部屋のテイストに合わせましょう。

ツインバード SK-4976W

こちらは書斎や寝室、デスク周りなど、パーソナル空間で使用する際に便利なサイズの加湿器。

付属のアロマトレーに好きなオイルを数滴たらせば、仕事の合間や就寝前のリラックスタイムに♪
約8時間の連続加湿で、部屋全体をしっかり加湿してくれます。

本体にコードレスを収納できるので、加湿器を使わないシーズンはクローゼットや押し入れにすっきりと収納可能です。

デザイン重視タイプのスチーム式加湿器

最後に、見た目がおしゃれなスチーム式加湿器のおすすめ商品を紹介します。
デザイン性の高い加湿器なら、どんな部屋のテイストにも合わせやすいですよ。

スチーム式加湿器 ヴォルク

「スチーム式加湿器 ヴォルク」は、適用床面積7畳なので、一人暮らしの部屋にぴったりの加湿器。

必要最小限のスイッチしかなく、シンプルでスタイリッシュなデザインを実現しています。
やわらかな曲線のフォルムも愛らしく、子ども部屋や寝室にもなじむでしょう。

操作もシンプルでお値段もお手頃のため、初めての加湿器にもおすすめです。

プラスマイナスゼロ スチーム式加湿器 XQK-Z210

水がめのような見た目がおしゃれで、連続20時間稼働が可能な「プラスマイナスゼロ スチーム式加湿器 XQK-Z210」。

マットなカラー展開で、アメリカンカジュアルな部屋から、北欧スタイル、アジアンテイストな部屋まで、どんなテイストの部屋にもぴったりマッチ！
シンプルな構造でお手入れが簡単なのも◎です。

すべり止め、マグネット式電気プラグだから床置きもしやすいですよ。

スチーム加湿器 デュードロップ

こちらはモクモクと水蒸気を出す様子がとてもかわいい、しずく型の加湿器。
一般的な四角い加湿器とは違い丸みを帯びたデザインで、お部屋にインパクトを与えてくれます。

サイズは直径約20㎝とコンパクトで、持ち運びしやすいもGOOD。
リビングや寝室など、一台でさまざまな場所で重宝することでしょう。

まとめ

スチーム式加湿器の特徴と、おすすめ商品を紹介しました。
スチーム式加湿器は水を加熱することで、衛生的・スピーディーに室内を潤してくれます。

スチーム式加湿器を選ぶ際には「タイマー付き」「省エネタイプ」など、必要・重視するポイントに注目し絞り込みながら選ぶのがおすすめです。
もし選択に迫られたら、使う部屋のテイストに合ったものを選ぶといいでしょう。

スチーム式は安全に使用すれば、衛生的でメンテナンスも簡単。
ぜひ自分に最適なスチーム式加湿器を手に入れて、乾燥する季節を快適に過ごしましょう。