【花粉症対策!】空気清浄機のかしこい選び方とおすすめメーカー5選
2021.03.11
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花粉症にお悩みの方にとって、春は憂鬱な季節ですよね。
花粉の種類によって飛散のピークが異なるので、長い場合は1月下旬から初夏にかけて、また秋も花粉症に悩まされる方が少なくありません。
花粉症の症状を抑えるためには、花粉などの物質をできるだけ遠ざけることが大切です。
この記事では、花粉の季節に役立つ「空気洗浄機」の選び方を紹介します。
最新技術を搭載した空気清浄機を取り入れて、快適なお部屋づくりをしましょう。
INDEX
空気清浄機のタイプにはどんなものがある?
まずは空気清浄機には、どんなタイプのものがあるのか見ていきましょう。
単機能と多機能の違い
空気清浄機には、「単機能型」と「多機能型」があります。
単機能型は空気清浄機能だけを搭載して、強力かつスピーディーに部屋の空気をきれいにしてくれるものです。
一方多機能型は、空気清浄機能のほかに「加湿」「除湿」「脱臭機能」など、複数の機能を搭載しています。
汚れの集じん方式は「ファン式」と「電気式」の2タイプ
「ファン式」は、ファンが汚れた空気を吸い込み、花粉やホコリなどの浮遊物質をフィルターでろ過して除去します。
強力なパワーが特長で、リビングなどの広い部屋での使用がおすすめです。
ただファンの音が大きいと感じることもあるため、静音機能がついている機種がよいでしょう。
一方「電気式」は、静電気を起こして汚れを吸着させるためフィルターが目詰まりしにくく、長期間持続した集じん効果が期待できます。
静音性にも優れているので、寝室などへの設置に向いています。
ただし電気料金は、ファン式より電気式の方が高い傾向にあることを覚えておきましょう。
花粉症対策に最適な空気清浄機の選び方
家の中でも花粉症の症状が出るのは、取り込んだ洗濯物に花粉が付着していたり、出入りする家族の服や体に花粉が付着したりするからです。
続いては、多機能型空気清浄機の機能や性能を詳しく見ていきましょう。
集じん性能
空気清浄機選びにおいて重要なポイントのひとつが、「集じんフィルター」の性能です。
室内に浮遊している除去すべき物質よりも、細かい目のフィルターが使用されているかどうかは、チェックしておきたいポイント。
物質の大きさを比較すると、スギ花粉は直径30~40μm(マイクロメートル)、ハウスダストは10~40μm、黄砂は4μm、PM2.5 は2.5μmです。
ウイルスを除去したい場合は、500nm(ナノメートル)よりも細かい目のフィルターが必要です。
加湿・除湿機能
冬場は湿度が低くなりウイルスが増殖しやすくなる一方、梅雨時には湿度が上がりカビや雑菌が繁殖しやすくなります。
加湿や除湿機能がついていれば、季節を問わず使用できるでしょう。
ただし、除湿機能が搭載された機種はあまりないのが現状です。
脱臭・除菌・送風機能
脱臭機能があれば、気になるタバコやペットのにおいなどもキャッチしてくれます。
フィルターの寿命はメーカーごとに異なるので、集じん用フィルターの寿命とあわせて確認しましょう。
除菌機能として有名なのが、プラスとマイナスに帯電したイオンを空気中に放出してウイルスなどを不活化させる「イオン除菌」です。
また、オゾンを発生させてウイルスを分解する「オゾン除菌」のほか、次亜塩素酸水などを利用する機種もあります。
送風機能があれば、部屋全体の空気をうまく循環してムラなく清浄化できるでしょう。
自動運転機能
においを自動的に検知する機能や、粒状物質の有無を検知する機能が搭載されていれば、「常にファンが回転して音が気になる」という状態を改善できます。
風量が自動調整されるので、節電効果もあります。
空気清浄機の効果的な使い方
どんなに高性能な空気清浄機でも、使い方によってはせっかくの性能が下がってしまいます。
花粉の季節に使用する際は、以下2つのポイントを押さえおくのが大切です。
空気清浄機の置き場所
空気清浄機を置く場所は大変重要です。
花粉の時期は、花粉が入ってくる場所へ設置するのが重要なため、玄関とリビングの窓際に一台ずつ設置できればベストでしょう。
また花粉やほこりによるくしゃみや、のどや鼻への違和感で眠れない方には、寝室への設置もおすすめです。
置き場所を決めたら、周囲の状態を確認しましょう。
空気清浄機には、吸い込み口と吹き出し口があります。
汚れた空気は吸い込み口から入り、きれいになった空気は吹き出し口から出る仕組みです。
そのため、空気清浄機はホコリがたまりにくい場所に置くのがよいでしょう。
最適な広さでの使用
空気清浄機には、製品ごとに対応できる部屋の広さが異なります。
そのため、実際に使う部屋の広さに合わせた機種選びが大切です。
家庭向け空気清浄機の対応畳数は、小さいものでは4.5畳から、大きいものでは30畳以上のものまであります。
空気清浄機には「適用床面積」が記載されているので、選ぶ際はそれを参考にしましょう。
適用床面積は、たばこ5本分に相当する煙に含まれている粒子などを、30分で浄化できる部屋の広さを表しています。
選ぶ際は「実際に使用する部屋の畳数より、2倍程度広い適用床面積をもつ製品が理想」と言われています。
8畳の部屋なら、適用床面積が16畳の製品を選ぶとよりよいでしょう。
定期的なメンテナンス
どの家電にも必要なように、空気清浄機にもお手入れが必要です。
外側のフィルターのほこりを取り除くなどの掃除は、2週間に一度が目安です。
集じんフィルターは、機種ごとの説明書に沿って定期的に交換しましょう。
また、機種によっては自動掃除機能が搭載されているものもあります。
おすすめの空気清浄機メーカー5選
空気清浄機は決して安い買い物ではないため、効果の高い製品を選びたいものです。
ここからは、おすすめのメーカーを5つ紹介します。
パナソニック(Panasonic)
イオン効果で空気を清浄化する「ナノイー」で有名なパナソニックですが、さらに進化した「ナノイーX」が登場しました。
「ナノイー X」はカビや花粉、ニオイ、PM2.5、菌やウイルス、アレル物質の働きを抑制し、肌や髪にうるおいを与えてくれます。
リビングでも寝室でも活躍する「F-VXT55」
パナソニックの空気清浄機の中でも、とくにおすすめの商品は「加湿空気清浄機 F-VXT55」です。
「ナノイーX」は国内の主要な花粉13種類を抑制し、PM2.5やウイルスもしっかりキャッチします。
シリーズ最大機種なら、40畳まで対応しています。
パナソニックの空気清浄機は、本体前面から空気を吸い上げるため設置場所も選びません。
5つの高精度センサーが、最小約0.3μmの微細な粒子までしっかり検知します。
各種フィルターは10年に1度、イオン除菌ユニットは破損しない限り交換不要という便利さ。
また、寝る前後に花粉やハウスダストなどをしっかりと吸引し、就寝中は静かに運転し空気をキレイに整える「寝室モード運転」を搭載しています。
安眠を妨げることなく、24時間快適に過ごしたい方におすすめの製品です。
シャープ(SHARP)
シャープといえば、安全に高濃度のイオンを発生させる独自の技術「プラズマクラスター」が有名です。
空気汚れを浄化したり、臭いを分解して消臭したりなど、プラズマクラスターにはうれしい効果がたくさんあります。
出典:SHARP Be Original 加湿空気清浄機/空気清浄機
ほしい機能がすべて搭載された「KI-NP100」
2021年1月現在、シャープの「プラズマクラスターNEXT」を搭載した多機能空気清浄機の最新モデルは「KI-NP100」です。
シャープの空気清浄機では、3つのフィルターがしっかり脱臭・集じんし、0.3µmの微小な粒子までキャッチ。
人感センサーにより、パワフルに空気を浄化するモードと、運転音を抑えたモードが自動で切り替わります。
また「プラズマクラスターパワフルショット」が、通常運転では空気清浄をし、パワフルショットでは消臭や除菌します。
なかなか洗えないソファーやカーペットも、これなら安心ですね。
お手入れには、フィルター掃除の手間を省いて集じん性能を持続させる「自動掃除パワーユニット」が搭載され、ゴミ捨て目安はなんと約半年に1回という手軽さです。
乾燥が気になる季節もたっぷり加湿してくれるため、のどの痛みなどに悩まされている方や、加湿機能を重視する方にもぴったりでしょう。
ダイキン(DAIKIN)
ダイキンは、酸化分解力の高い高速電子を利用した「ストリーマ空気清浄機」をシリーズ展開しています。
全国に飛散する花粉16種類を無効化する効果があり、ストリーマ空気清浄機は花粉症にお悩みの方にもぴったりです!
出典:DAIKIN空気清浄機
除湿機能で選ぶなら「MCZ70X-T うるるとさらら空気清浄機」
2021年1月現在、ダイキンの最新型製品は「MCZ70X-T うるるとさらら空気清浄機」です。
電気集じん方式のフィルターで、浮遊している花粉を逃さず吸い込み強力分解する「ストリーマ技術」をすべての空気清浄機に搭載。
花粉の除去率は、99%以上と発表されています。
最新機種では加湿機能だけでなく、除湿機能も搭載しているのが最大の強みです。
「ツインストリーマ機能」により空気清浄や脱臭、除菌が従来製品の2倍の速さでできるのも魅力でしょう。
フィルターの寿命が10年という耐用年数の長さを誇り、維持コストの負担も軽減できます。
空気清浄機と加湿器、除湿器の機能を1台にすべて求めるなら、ダイキンがおすすめ。
省スペースで多機能型、除湿にも定評のあるメーカーなので安心です。
バルミューダ(BALMUDA)
バルミューダの空気清浄機は、0.3μmの微粒子を99.97%キャッチする「TrueHEPAフィルター」がついています。
花粉の時期にも、素早く空気清浄をしてくれる優れものです。
シンプルでデザイン性の高い「バルミューダ ザ ピュア」
2021年1月現在の最新モデルは、「バルミューダ ザ ピュア」。
デザイン性が高い四角いタワー型の機種ですが、最新型は吹き出し口がLEDで美しく光り、まるでインテリアのよう。
バルミューダの製品で何より評価が高いのが、「活性炭フィルター」を使用した脱臭機能です。
0.3μmの微粒子を99.97%キャッチし、ペット臭やたばこ臭を強力に取り除くとともに、天井まで届く送風機能で部屋全体の空気を快適にします。
1年に1回のフィルター交換が必要ですが、ほこりが溜まりやすいパーツは取り外して水洗いできるため、清潔にお手入れできます。
どの部屋にも馴染むインテリア性と脱臭性の高さを求める方には、バルミューダがおすすめです。
ダイソン(Dyson)
一目でダイソンとわかる「羽がない」デザインが好きな方は、空気清浄機も統一してみてはいかがでしょうか。
首振り機能で部屋全体を清潔に保つ「Dyson Pure Hot + Cool」
2021年1月現在の最新モデルは「Dyson Pure Hot + Cool」です。
花粉除去能力認証済みで、350°の首振り機能を搭載した空気清浄機。
冬はヒーター、夏は扇風機としても使用できます。
空気清浄性能も申し分なく、密閉性の高い360˚グラスHEPAフィルターが、空気中の微細なハウスダストや花粉を捕集可能。
目に見えない最小0.3µmまでの微細な粒子やニオイを自動で検知し、空気の状態はLCDディスプレイ確認できます。
またDyson Linkアプリを使えば、室内外空気の状態や温度、メンテナンス時期などをお手持ちの機器にリアルタイムで知らせしてくれます。
外出先からも操作できる利便性の高さも魅力でしょう。
羽がないデザインは、小さな子どもがいる家庭でも安心して使用できます。
季節や部屋のシーンを問わない空気清浄機で、スマート家電の機能を求める方にはダイソンがおすすめです。
[空気清浄機 レンタル]
まとめ
花粉の季節に強い味方となる空気清浄機の機能と、おすすめのメーカーを紹介しました。
花粉対策には、多機能型の空気清浄機がおすすめです。
各メーカーにより強みとなる性能の特徴が異なるので、目的にあったメーカーや製品を選びましょう。
また「適用床面積」は、同じシリーズでも製品ごとに設定されています。
使用する部屋に適した製品を購入するのがよいでしょう。
そのほか、吹き出し位置の違いなどによる置き場所等の細かい注意点も、よく確認するようにしましょう。
適切な使用により高い効果が得られるものなので、空気清浄機を上手に活用して花粉の時期も快適に過ごしてください。