ソロキャンプおすすめテント12選 | 選び方・テントの種類・機能など徹底紹介!
2022.02.07
※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
最近、「休みの日はソロキャンプをして過ごす」という方が増えています。
キャンプ用品は種類があまりにも多すぎて、初心者の方はどんなものを選べばいいのか迷ってしまうという方も多いと思います。
特にテントは種類が多い上に値段も安くありません。
数万円のものを買っても、それが自分に合わなかったと後悔するのは嫌ですよね。
テント選びに失敗したくない!という方のために、ソロキャンプをする前に知っておくべきテント選びのポイントや、目的別でおすすめの商品を紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
INDEX
ソロキャンプのテントを選ぶポイント
ソロキャンプ用のテント選びで重要となるポイントは「軽さ」「設置、撤去のしやすさ」「大きさ」「機能性」の4つです。
それぞれのポイントの詳細を説明していきます。
軽さ
ソロキャンプは、道具の搬入から設営、撤収までを全て一人でやる必要があります。
その際、誤って重いテントを選んでしまうと、途中でくたびれてしまいます。
快適なソロキャンプを行うためにもできるだけ荷物はコンパクトにして、軽量で済ませたいものです。
特にバイクや自転車のツーリングでのソロキャンプであれば、少しでも軽く、収納時にコンパクトなテントがおすすめ。
テントの設置・撤収のしやすさ
キャンプに慣れるまでは、テントは一人でも簡単に設置・撤収がしやすいものを選びましょう。
ここで肝心なのは、設置だけでなく、撤収も簡単なものを選ぶことです。
撤収がスムーズだと、ストレスフリーでソロキャンプを終えることができ、「次もまた行きたいな」と思うようになるはず。
テントの大きさ
ソロキャンプといえど、キャンプをする際は調理器具や椅子や机など、どうしても荷物が増えがち。
しかし、ソロキャンプ用のテントではそれらを収納する余裕がないことがほとんどです。
荷物を外に出しておいて、雨に振られたりしたら大変ですよね。
そのため、テントの大きさにも注目しましょう。
アウトドアショップなどでおすすめされるのは、テントの設定使用人数プラス1人分の大きさのテントです。
ソロキャンプなら、2人、もしくは3人用のテントだと、中で快適に過ごせて、荷物を収納することができます。
前室付きのテントも非常に便利です。
前室とは、テントの入り口の外にある屋根付きのリビングスペースのこと。
雨よけや荷物置きとして活用できるだけでなく、簡単な調理も可能なので、そのまま前室で食事をすることもできます。
前室がない場合はタープをテントに組み合わせ、快適に過ごすことができます。
テントの機能
テントを選ぶ際は「耐水圧」「通気性」「防寒性」などの機能を頭に入れて選ぶことが大切です。
機能性のある素材を使っているテントとそうでないテントでは、居心地のよさに大きな差が生じます。
ひとつずつ見ていきましょう。
1.耐水圧
まずは耐水圧について。耐水圧は「●●mm」のように数値化されていることが多く、数値が大きいほど水に耐えられるということです。
しかし、数値が高くなれば通気性が悪くなり、テントの中が結露しやすいというデメリットも。
「雨を塞ぐだけでなく、しっかり換気もしたい」という方は、耐水圧の高いフライシートと、通気性のいいインナーシートを組み合わせましょう。
その二つを使うことで雨や結露を防ぐことができ、様々な気候の中でも快適に過ごすことができます。
2.通気性
先ほど述べた通気性も快適に過ごすためには大切な要素です。
ソロキャンプであっても、一人の人間がテントの中にいるだけでかなりの湿気、熱気が生じます。
それだけでなく、通気性が悪いと一酸化炭素中毒による事故につながる恐れもあります。
メッシュの素材は通気性がよく、常に換気してくれるのでおすすめ。
より強い通気性を求めるのであれば、換気してくれるベンチレーター付きのテントを選ぶといいでしょう。
3.防寒性
防寒性も非常に大切ですので注意してテントを選びましょう。
余談ですが、私は秋にソロキャンプをした際、あまりの寒さと乾燥によって喉が乾き切ってしまい、起きてしばらくの間、全く声が出ませんでした。
冬は当然ですが、春秋だけでなく、場所によっては夏も油断できないほど寒くなる地域があります。
オールシーズン用のテントであれば外気の侵入を防ぐことが可能です。
また、防寒性を考えるのであればポリコットン素材がおすすめ。
ポリコットン素材には延焼を防ぐ効果もあります。
ソロテントの種類はさまざま
どんなテントが自分に合っているかは、どんなスタイルのソロキャンプをしたいかによって変わります。
車でキャンプ場まで行く場合と、バイクや電車を使ってキャンプ場まで行く場合では持ち運べるテントの大きさや重さに差が出るからです。
次の章では、「設営方法の違い」「構造の違い」の2点から、ソロキャンプ用のテントについて見ていきます。
▼こちらの記事では、キャンプ用品をお得にゲットする方法をまとめているので、是非参考にしてくださいね。
テントの設営方法による違い
設営方法は「自立型」か「非自立型」かの2種類に分類することができます。
自立型
自立型とは、テントを設営する際、テントとポールだけで設営することができるもののことを言います。最近のキャンプスタイルではこの自立型が主流です。
自立型には大きく分けて「ポップアップ式」「ワンタッチ式」「ワンポール式」の3種類の設営方式があります。
基本的に自立型はこれからソロキャンプを始めたい方にはもってこいのテントです。
ポップアップ式
ポップアップ式は収納ケースからテントを取り出して開くだけでテントになります。
設営、撤収が非常に簡単なアイテムです。
耐久性の面では他の2つとは劣っていますが、ソロキャンプをこれから始める予定の方なら、まずはこのポップアップ式のテントを使用することをおすすめします。
ワンタッチ式
ワンタッチ式は収納ケースから取り出すと4本のポールが折り畳み傘のように畳まれています。
傘を開く要領でそのポールを持ち上げるだけで、テントが完成します。
これはポップアップ式よりも本格的な作りになっており、耐久性の面でもポップアップ式より優れています。
ワンポール式
ワンポール式はテントの本体にポールを通してテントを設営するものです。
一般的なテントとは異なり、四隅のポールを操作する必要がありません。
中央にポールが立っているだけなのでそれに沿ってテントを設営することができます。
このワンポール式は耐久面でも優れており、また、おしゃれなデザインのものが多いです。
非自立型
非自立型とは、張網を用意した上でペグを地面に打って設営するテントのことです。
非自立型のテントは自立型に比べるとペグを打ち込んだりする分、やや手間がかかります。
ソロキャンプ初心者向け、というよりは中上級者向けのアイテムといえるでしょう。
非自立型は一人で設営も撤収も可能です。しかし、テント自体に高さがあるものが多く、また張網のためには広い場所で設営する必要があります。
その一方で、テントを自立させるためのポールが少ない分、軽量でコンパクトに収納することが可能です。
重量が1kg以下のウルトラライトと呼ばれるテントのほとんどがこのタイプです。
非自立型の方が本格的な作りになっており、デザイン性に優れたものが多いのも特徴です。
テント構造による違い
設営方法の次は、構造の面からテントの種類をご説明していきます。
テントの構造は主に「シングルウォール」と「ダブルウォール」の2つに分けられます。
シングルウォールテント
シングルウォールテントとはフライシートのない、一重構造のテントのこと。
外側のフライシートが持っていた防水透湿性を、本体生地に使用しているのがシングルウォールテントの特徴です。
このテントはシートが一枚で、構造が非常にシンプルなため、軽量かつコンパクトに収納でき、持ち運びにも便利です。
山岳キャンプや自転車での日本一周など、荷物を極限まで軽量化したい方はシングルウォールテントがおすすめ。
挙げられる欠点としては結露がよく起こることと、前室が作れないことです。
タブルウォールテント
タブルウォールテントとは、キャンプ用のテントがほとんど採用しているタイプのものです。
フライシートとインナーシートと、壁が二枚ある二重構造なのでダブルウォールテントと呼びます。
二枚のシートがある分、シングルウォールテントと比較すると重量は重く、収納スペースも広さが必要です。
しかし、ダブルウォールテントは通気性がいいのでテント内でも快適に過ごすことができますし、ダブルウォールテントの場合、前室を作ることもできますよ。
ソロキャンプにおすすめのテント12選
先ほど述べた5つの設営方式ごとに分けて、おすすめのソロキャンプ用テントを紹介していきます!
ポップアップ式テントのおすすめ3選
Quechua:2SECONDS EASY FRESH
名前にもある通り、このテントの売りは「2秒で簡単に設営完了」できるところです。
また、簡単に折りたたむこともできるので、撤収も簡単に済ませることができます。
機能性にも優れており、遮熱性や透湿性や通気性は抜群です。
UVカット加工された素材を使用しているので日焼けをする心配もありません。
コールマン:クイックアップIG
メッシュ部分に虫除け機能が搭載されたポップアップ式のテントです。
床から水の染みを抑えるために防水加工も施されています。
値段面でも非常に優れており、1万円以下で購入できます。初心者の方で、これからソロキャンプをやっていきたいと考えている方にはまずおすすめしたい商品です。
LOGOS:UVポップフルシェルターAG
ポップアップ式で紹介しておきたいのがこのUVポップフルシェルターAGです。
こちらも価格面が抑えられた素晴らしい商品です。設営も撤収も本当に簡単!
遮光性が高い反面、通気面ではあまり優れていないため、夏場の使用にはあまり向いていないかもしれません。
ワンタッチ式のおすすめテント3選
LOGOS:Q-TOP フルシェード200
30秒で設営することができる、ロゴスのワンタッチ式テントです。
1万円前後で購入できるだけでなく、構造がしっかりしているため、ソロキャンプだけでなく海水浴やバーベキュー、ベランダでのちょっとしたピクニックにも最適です。
Doppelganger OUTDOOR:T2-629
DODのT2-629の強みはなんといってもコストパフォーマンスのよさです。
1万円前後で購入できるにもかかわらず、メッシュウィンドウやベンチレーターなど通気性での機能面が抜群に優れています。デザイン性も秀逸です。
こちらの商品はキャンプで荷物が少なくて済むので非常にありがたい商品です。
Doppelganger OUTDOOR:ライダーズバイクインテント
次もDODです。このテントの売りはワンタッチ式にもかかわらず、大きな前室がついている点です。
本来の使い方として、前室はバイクを駐車するためにありますが、当然それ以外の用途でも使用できるほど広々としています。
こちらはダブルウォールなので快適に過ごすことが可能です。
ワンポール式テントのおすすめ3選
コールマン:エクスカーションティピー325
ワンポール式タイプでのお勧めがコールマンのエクスカーションティピー325です。
設営撤収が簡単なだけでなく、落ち着いたデザインが女性に人気!
3人用のテントなのでソロキャンプだと少し大きいかもしれませんが、荷物を置いてもゆとりがあるのでかなりおすすめです。
tent-Mark DESIGNS:パンダTC
有名女性キャンパーである、こいしゆうかさんが使用していることでもお馴染みのPANDAシリーズ、TC生地バージョンです。
このモデルもデザイン面で多くの女性に支持されている商品です。
設営が簡単なだけでなく、コンパクトなので持ち運びにも便利!TC素材は火に強いので焚き火などにも最適です。
BUNDOK:ソロ ティピー BDK-75
バンドックのソロティピーの強みはなんといっても設営、撤収のしやすさです。
力があまり強くない女性でも簡単に設営することができますし、フライシートを閉めると完全にプライベートを確保することができます。フレームがアルミなので持ち運びも便利です。
非自立型テントのおすすめ3選
コールマン:ツーリングドームST
非自立型で設営・撤収が簡単なものはコールマンのツーリングドームSTです。
ソロキャンプが大好きなお笑い芸人のヒロシさんが愛用していることでも有名で、ソロキャンパーの間では通気性などの機能面と価格面でのパフォーマンスの良さから大人気の商品です。
SNOWPEAK:ラゴ1
国産メーカーならではの耐久性や快適性、デザインの良さが売りの高性能な商品です。
ダブルウォールにもかかわらず総重量は1kg以下と、持ち運びにも非常に便利で、自転車やバイクでのキャンプの際にもかさばらず、重くなりません。
問題としてはこのテントは少し小さく設計されているので、大柄な男性には少し窮屈に感じる方もいらっしゃるかもしれません。
テラノバ:レーサーコンペティション1
なんとこちらのテント、最小重量は860gです。非常に軽く持ち運びに最適なのですが、機能性はそれだけでなく前室が少し余裕があるので、圧迫感を感じることなくリラックスして過ごすことが可能です。非自立式テントですが、狭い場所での設営も可能です。
まとめ
キャンプ用品は種類が多すぎて選べないことが多々ありますが、どのブランドにも特徴があり、明確な用途があります。
そこを理解して理想のキャンプイメージをしながら探していくと、準備の段階からソロキャンプが楽しくなるかもしれませんね。
良いテントを選び、ソロキャンプで楽しい思い出が作れますように!