長野県でおすすめのりんご狩り農園はココ!あると便利な持ち物も紹介
2020.10.04
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さまざまなフルーツが旬を迎える「食欲の秋」。
自然あふれる農園に行って、フルーツ狩りを楽しむなんてレジャーはいかがですか?
当記事では、スーパーでもおなじみのフルーツであるりんごをご紹介!
りんごは、品種の数が非常に多く長く味わえるフルーツ。
そんなりんごの種類や食べごろ、またりんご狩りへ行く場合のお役立ち情報などをまとめました。
りんごの収穫量が全国2位の長野県のりんご狩りスポットも紹介していますので、りんご狩りの計画を立てる際の参考にしてみてください。
INDEX
りんご狩りの時期は?
りんごは非常に品種が多く、その分長い時期にわたって楽しめるのが特徴です。
早いところでは8月から、長いところでは12月上旬頃までりんご狩りが楽しめます。
それぞれ品種によって食べごろが異なるので、複数の品種を扱っている農園に何度も足を運び、いろいろな品種のりんごを食べ比べてみると楽しいですよ。
りんごの種類紹介
日本でもっともりんごの収穫量が多いのが青森県で、長野県はそれに次いで2位となっています。
ここでは、JA全農長野のサイト内で掲載されているりんごを紹介していきます。
代表的なりんごの特徴や、食べごろの時期をまとめました。
長野県でりんご狩りをする際の参考にしてみてください。
つがる・サンつがる
こちらは「ゴールデンデリシャス」と「紅玉」を掛け合わせてできた、交配品種です。
青森県で生まれた品種ですが、現在は長野県が全国生産量の約1/3を占めています。
8月中旬から出荷できる早生品種なので、比較的早い時期のりんご狩りで見かけることができるでしょう。
無袋で栽培したものが「サンつがる」で、日光をたっぷり浴びているため果皮にサビが出やすいのが特徴。
その分甘みと果汁が増して濃厚な美味しさを感じられます。
選ぶ際は大玉より中玉のものを選ぶと味に当たり外れがなく、おいしいりんごに当たりやすいようです。
夏あかり
「さんさ」と「陽光」を交配してできた、長野県生まれの品種の「夏あかり」。
りんご狩りできるのは8月中旬頃の早生品種で、夏を代表するりんごのひとつです。
爽やかな酸味が感じられ、シャキシャキとした食感が特徴。
暑い夏にさっぱりといただきたいりんごです。
紅玉(こうぎょく)
「紅玉」は、アメリカ原産のりんごで、古くからファンの多い品種。
名前の通り、真っ赤に着色するのが特徴です。
果実は200gほどの小ぶりのりんごで、果肉はしっかりとしまりがあります。
生でいただくのはもちろん、タルトタタンやアップルパイ、ジャムなどの加工にも最適です。
収穫期は9月下旬頃から10月中旬頃まで。
シナノドルチェ
こちらは「ゴールデンデリシャス」と「千秋」との交配品種で、9月の半ばに収穫できます。
2005年に品種登録された、長野県オリジナルのりんごです。
りんご本来の爽やかな酸味を備え、甘みとのバランスが良いのが特徴。
シャキシャキとした食感も楽しめます。
大玉より中玉のものの方が味に当たり外れがないようです。
全体的に赤く色づいたものを選ぶのがポイント。
旬が短い品種なので、時期を外さないように注意しましょう。
シナノスイート
「ふじ」と「つがる」の交配品種である「シナノスイート」は、酸味が少なくほどよい甘みが特徴。
シャキシャキとした食感が味わえます。
果実の大きさは350g程度と大きめ、収穫時期は10上旬頃からです。
その名の通り長野県を代表するりんごのひとつなので、ぜひ味わってみたいですね。
シナノゴールド
「ゴールデン・デリシャス」と「千秋」の掛け合わせで誕生した「シナノゴールド」は、黄色いりんご。
サクサクとした歯ごたえがあり、甘みと酸味のバランスが良く、たっぷりの果汁が特徴です。
長野県生まれのオリジナル品種で、1999年に品種登録されました。
10月中旬頃から出回り、長持ちするので冷蔵庫での長期保存にも最適です。
完熟すると黄色くなる性質を持ち、果汁が豊富なものは持ったときにずっしりと重みがあります。
果皮がより黄色く、重さを感じるものを選ぶと美味しいりんごに当たりやすいでしょう。
秋映(あきばえ)
「千秋」と「つがる」の交配品種の「秋映」は、長野県のオリジナル品種です。
濃い赤色が特徴で、完熟すると黒っぽい色になります。
果汁をたっぷりと含み、甘みと酸味のバランスの良さが特徴です。
9月下旬頃から市場に出回ります。
りんご狩りに持っていくと便利なもの
初めてりんご狩りへ行く場合、何を持っていけばいいのか迷ってしまいますよね。
せっかく行ったのに準備不足で楽しめなかった!なんて残念なことにならないよう、事前にしっかりと準備して行きましょう。
まな板と包丁(ナイフ)
りんごの皮を剥くためのナイフは、貸し出しを行っている農園が多いはずです。
しかし切れ味がいまいちだったり、使い慣れていないため上手に切れなかったりといったアクシデントが起こることもあります。
自宅から使い慣れたナイフを持っていくと、安心して使用できますよ。
まな板については、貸し出しがない場合もあります。
りんごを手に持ったまま器用に皮むきをする自信がなければ、まな板も持参すると良いでしょう。
ピーラー
ピーラーがあれば、より皮むきが簡単になります。
ナイフが使えても、続けて皮むきをするとだんだんと手が疲れてくるので、そんなときはピーラーを使うと楽ちんです。
ウェットティッシュ
果物狩りには必ずウェットティッシュを持っていきましょう。
皮むきをしたり食べる際に果汁で手や顔がベタベタになるので、重宝します。
子どもと一緒に行く場合は、果汁以外でも転んで土がついたり、何かと汚すもの。
ウェットティッシュがあればそのあたりもすべてカバーできますね。
虫除けスプレー、虫刺されの薬
りんご畑には虫がたくさんいるため、必ず事前に虫除けスプレーをしてから入るようにしましょう。
それでも刺されるときは刺されるので、いざというときのために虫刺されの薬も忘れずに。
なるべく虫を寄せ付けないよう、服装は長袖長ズボンで行くと安心ですよ。
ゴミ袋
りんごの皮や芯、また使い終わったウェットティッシュなどを捨てるのに、ビニール袋を何枚か持っていくと便利です。
レジャーシート
りんご狩り農園には、時間無制限でゆったり食べ放題というところもあります。
中にはお弁当の持ち込みを許可しているところもあるため、レジャーシートを持っていくとピクニック気分で一日中楽しめるでしょう。
とはいえ、必要以上の物は持ち込めない農園もあります。
レジャーシートの持ち込みについては、事前に確認するのを忘れずに。
絆創膏
慣れないナイフで切ったときや、園内で転んでケガをしたりしたとき、何かとあると便利のが絆創膏です。
何枚かまとめてポーチなどに忍ばせておけば、子どもがちょっとしたケガをしたときにもさっと出すことができます。
りんご狩りのルール
楽しくりんご狩りをするため、おさえておきたいルールを紹介します。
りんごの枝は折らない
当たり前のことですが、枝は小枝であっても折るのはNGです。
はしゃいだ子どもがうっかり折ったりしないよう、あらかじめよく言い含めておきましょう。
りんごを引っ張らない
りんごを収穫するとき、無理に引っ張るのは絶対にやめましょう。
枝を傷つけたり、折れる原因になります。
美味しそうなりんごを見つけたらお尻を優しく持ち、くるっと上の方へ回転させます。
これだけでりんごは簡単に収穫できますよ。
りんご狩りを始める前に必ず農園のスタッフから説明があるはずですが、もしわからなくなったら自己判断せずに、スタッフに確認しましょう。
食べられる量だけ取る
「りんご食べ放題」をうたっている農園に行くと、ついあれもこれもと取りたくなってしまいます。
でも、いざ食べ始めてみるとそんなにたくさんは食べられないもの。
農園の人が大切に育てたりんごですから、無駄にすることなく、最後のひとつまでしっかり美味しくいただきたいですよね。
りんごは自分が食べられる分だけ取って切り、足りなかったらまた取る…というルールを忘れないようにしてください。
おいしいりんごの見分け方
せっかくりんご狩りに行ってもぎたてのりんごを食べるのですから、どうせならより美味しいりんごを食べたいですよね!
おいしいりんごを見分けるには、以下のポイントをチェックしてみてください。
- 日が当たっている
- 重量がある
- 色が濃いもの
- お尻がふっくらと充実している
日が当たっている
よく日光に当たったりんごは糖度が増します。
地面に近く取りやすい位置にあるものより、木の高い位置のものの方が日が当たりやすいので、脚立を使って探してみると良いでしょう。
重量がある
果汁をたっぷり含んでいるものは、ずっしりと重さを感じます。
同じような形、大きさのものなら、より重量があるものを選ぶのがおすすめです。
色が濃いもの
りんごは熟すにつれて色が濃くなっていきます。
赤いりんごは赤色に、黄色いりんごなら黄色に、全体的にしっかりと着色したものを選ぶと、美味しいりんごに当たりやすいようです。
お尻がふっくらと充実している
熟したりんごは下半身がふっくらとしてきて、横から見ると台形になります。
逆にお尻が細いものはまだ熟しきっていないサインです。
長野県のおすすめりんご狩りスポット
これからりんご狩りに行こうと考えている人向けに、長野県でりんご狩りができる農園を紹介します。
やまだい農園(長野市)
長野県北部の長野市赤沼にある「やまだい農園」は、開園から100年以上も続く農園です。
「孫にも安心して食べさせたい」という思いから低農薬で栽培しており、見た目よりも安全と味を最優先しています。
りんごの品種は、園主が厳選した5~6種類。時期に応じたりんごの美味しさをぜひ堪能ください。
【取り扱い品種】
- 夏あかり
- シナノリップ
- シナノドルチェ
- 紅玉
- 秋映
- シナノスイート
- シナノゴールド
- サンふじ
【料金】
入園無料 量り売り:1kg 380円
【所在地】
長野県長野市赤沼 2030-1
中条フルーツ農場(須坂市)
「中条フルーツ農場」は、りんご狩りとぶどう狩りを楽しめる農場。
りんご狩りの時期は、毎年8月中旬~11月下旬頃。
天候により多少前後するため、事前に確認してから行くと安心です。
入園から30分間の食べ放題で、オリジナル皮むき器がついてきます。
ピーラーを持参しなくていいので、手軽に楽しめるのが嬉しいですね。
【取り扱い品種】
- あかぎ
- 秋映
- つがる
- ふじ 他
【料金】
450円~(コースにより異なる)
【所在地】
長野県須坂市小河原松川3750
松井農園(小諸市)
長野県県下最大級の規模を誇る「松井農園」。
りんご狩りの他、ブルーベリー狩りやバーベキュー、釣り堀など、四季を通して楽しめるスポットです。
同園では、定番の品種から長野県オリジナル新品種まで、20種類以上のりんごが勢ぞろい!
りんごの木はなんと2000本以上で、一度に大勢がりんご狩りを楽しめる大規模農園として知られています。
【取り扱い品種】
- シナノリップ
- 夏あかり
- さんさ
- つがる
- シナノドルチェ
- 紅玉
- シナノスイート
- 王林
- シナノゴールド
- ふじ 他
【料金】
800円(入園+食べ放題+りんご資料館)
【所在地】
長野県小諸市松井甲4385
おわりに
日頃からよく見かけるフルーツの代表格であるりんごですが、品種によって色も形も味もさまざまです。
夏から初冬にかけて長く楽しめるため、何度もりんご狩りに訪れて、品種によってどう味わいが異なるか、食べ比べをしても楽しいですよ。
りんごは日持ちもしやすく、加工にも適したフルーツ。
食べ放題とは別におみやげに持ち帰り、家で改めて家族で楽しむのも良さそうですね。