子供部屋のカーテンを選ぶには?機能やカラー、デザインはどうする?
2020.06.23
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「子ども部屋のカーテンをどんなものが良いの?」と考えている方もいることでしょう。
カーテンは、機能や色・柄など実にさまざまなものがあるので、部屋全体のコーディネートを考えたうえで選ぶと、ぐっとおしゃれな感じになります。
カーテンを選ぶには、まず子ども部屋の目的をはっきりさせることが大切です。
また、カーテンを決める際に子どもの意見を参考にする場合には、子どもが成長することを考慮するようにしましょう。
この記事では、子ども部屋のカーテンに必要とされる機能や色・柄の選び方、部屋全体のカラーコーディネートの仕方について詳しく解説していきます。
INDEX
子ども部屋の目的別にカーテンを選ぼう
子ども部屋のカーテンを選ぶにあたって、最初に考える必要があるのはその「目的」です。
子ども部屋以外の部屋は「リビング」「キッチン」「寝室」など目的別に分かれていますが、子ども部屋は「子どものための部屋」というだけで、目的がはっきりしているわけではありません。
子ども部屋の目的は、
- 遊びがメイン
- 勉強部屋
- 寝室
など、家庭によってさまざま。
遊びがメインの部屋なら楽しい感じの色と柄、勉強部屋なら落ち着いた雰囲気、寝室ならリラックスできるもの…と、子ども部屋の目的に応じてカーテンを選びましょう。
カーテンの機能とは?
カーテンにはさまざまな機能がついているものもあるので、必要に応じて選ぶことが大切です。
ここでは、どのような機能があるかを見てみましょう。
1.遮光性
カーテンの機能として代表的なものに「遮光性」が挙げられます。
遮光性とは光を遮る機能のことです。
その度合いが強いものから「1級遮光」~「3級遮光」の3種類に分けられています。
遮光カーテンは寝室や、西日が強く差し込む部屋などに使われることが一般的です。
2. ウォッシャブル
「ウォッシャブル」とは自分で洗濯できるカーテンのことです。
一般にカーテン生地は洗濯すると縮んだり色落ち・色あせしたりします。
ウォッシャブルのカーテンは縮みにくく、また色落ち・色あせしにくいのが特徴です。
子ども部屋のカーテンは清潔さを保つことも大切ですね。
ウォッシャブルのカーテンは大きな選択肢となるでしょう。
3. ミラー・遮像
「ミラーカーテン」「遮像カーテン」は、屋外から室内が見えにくいカーテンです。
プライバシーを守る目的で使われます。
昼間は誰もいないからレースカーテンを開けたくないという方は、ミラーカーテン・遮像カーテンが選択肢です。
ミラーカーテンは、カーテンの屋外側に光沢のある糸を使用して、日光を反射するようにできています。
それにより、マジックミラーと同じ原理で屋外からは室内が見えにくい一方、室内からは屋外の景色が見やすいのがメリットです。
ただし、夜間で室内が明るくなると、屋外から見えやすくなってしまうのがデメリットといえます。
遮像カーテンは、ミラーカーテンが日中だけ機能するものであるのに対し、夜間でも室内が見えにくいのが特長です。
同時に、室内からも屋外の景色が見えにくくなってしまいます。
よく検討する必要があるでしょう。
4. UVカット
「UVカット」は、やはり主にレースカーテンにつけられる機能です。
普通のレースカーテンでは紫外線が透過してしまいます。
子どもが小さい場合、あるいは部屋の壁や床、家具などの日焼けを防止したい場合には選択肢となるでしょう。
UVカットのカット率は「70%」「80%」「90%前後」の3種類が一般的です。
カット率が高いものは、レースカーテンの良さである「透け感」が劣ることがありますので、兼ね合いを考慮して決めましょう。
遮光カーテンは子どもが朝起きられなくなることも?
光を遮る効果があり、寝室などに使われることが多い遮光カーテン。
「子どもの寝付きを良くするために使ってみたらどうだろう?」と思う方もいることでしょう。
しかし、子ども部屋に遮光カーテンを使うかどうかは慎重に考える必要があります。
なぜならば、遮光カーテンを使うことにより体内リズムが整わず、子どもが朝起きられなくなるケースがあるからです。
遮光カーテンは、遮光度が高いものは日中でも室内が真っ暗な状態になります。
そのために、朝になっても朝日が部屋に入ってくることはありません。
人間の体内リズムは、朝に光を浴びることによりリセットされます。
通常のカーテンなら夜が明けるにつれて室内は徐々に明るくなるでしょう。
それに対して遮光カーテンは、カーテンを開けない限り明るくなることはありません。
特に子どもが小さい場合、体内リズムがまだ整っていないため、遮光カーテンを使用することにより生活リズムが整いにくくなるケースもあります。
近隣のネオンや照明などで夜になっても屋外が明るいケースを除いては、子どもが小さいうちは通常のカーテンを使うのが良いかもしれません。
柄を選ぶ際には子どもの成長を考慮に入れて
子ども部屋のカーテンを選ぶ際には「子どもの意見を聞いて決めたい」と考える方も多いでしょう。
たしかに、自分の意見が取り入れられて選ばれたカーテンは、子どもにとっても愛着が持てるものになるでしょう。
その場合は、子どもの成長を考慮して柄を選ぶ必要があります。
成長するにつれ好みが変わり、飽きてしまうことがあるからです。
まだ小さなうちならば、アニマルやハート、あるいはキャラクターの柄などは子どもらしくてかわいいもの。
しかし、子どもは成長とともに好みが大きく変わってしまうことも…。
特に、キャラクターの柄は流行りが激しいために、数年たつと流行遅れになっていることもあり、注意が必要です。
子ども部屋のカーテンの柄は、今の年齢よりはやや大人っぽい、落ち着いたものを選ぶのが良いでしょう。
オーダーカーテンは注意が必要
「子ども部屋にもいいものを」と考え、オーダーカーテンの利用を検討する方もいることでしょう。
しかし、オーダーカーテンを子ども部屋に利用するのは注意が必要です。
オーダーカーテンは一般に「10年くらい」の期間にわたって使用できます。
先に記述したとおり、子どもの好みは10年後にどうなっているかわかりません。
また、オーダーカーテンに使用されることが多い天然素材は、家で洗濯できないものが多くあります。
清潔さを保ちたい子ども部屋のカーテンを汚れるたびにクリーニングに出すのでは、手間や費用がかかります。
子ども部屋のカーテンは、リーズナブルで洗濯も可能となる既製品が大きな選択肢になるといえます。
「中学生になった」など、成長の節目で買い替えていくのが良いでしょう。
カーテンに風水を取り入れるには?
「子ども部屋のカーテンに風水を取り入れるにはどうすれば?」と思う方もいることでしょう。
風水は専門家によってさまざまな意見があります。
そのなかで、科学的な実験結果や生理的・心理的作用を考慮に入れた「カラー風水」の知見を見てみましょう。
勉強がはかどる部屋なら「青」を基調に
子どもの勉強がはかどる部屋にしたい場合は「青」を基調にするのが良いといわれます。
青色には鎮静効果があるとされているからです。落ち着いて勉強できる部屋になるでしょう。
また、風水においては「水=智」に分類される色として青のほかに「黒」があります。
ただし、黒だけでは部屋が暗い感じになりがちです。カーテンなどには青を取り入れれば、部屋が明るくなるでしょう。
「ピンク」は礼節を育む
女の子が好きな「ピンク」色。ピンクは風水において「礼節を育む」といわれています。
また、心理学においては「幸福感」を高める色ともされています。女の子の部屋にはおすすめだといえるでしょう。
カラーコーディネートの考え方
カーテンを選ぶ際には、部屋全体のカラーコーディネートを考慮したいもの。
カラーコーディネートは「暖色」と「寒色」を意識することがポイントになってきます。
暖色系のコーディネート(男の子の場合)
赤やピンク、オレンジ・黄色などの暖色は「女の子」のイメージがある方も多いでしょう。
しかし、男の子の部屋にも暖色系のコーディネートを用いることができます。
一つのポイントは、青や黒を差し色として使うことです。
カーテンに赤を選んだ場合でも、ラグなどに青を使う、あるいは家具などは黒を選ぶことにより、ぐっと締まった雰囲気になるでしょう。
また、黄色やオレンジなどをカーテンに選ぶ場合は、白をふんだんに使うことで、暖かみがありながら落ち着いた、男の子らしい部屋になります。
暖色系のコーディネート(女の子の場合)
暖色系のコーディネートは、女の子の場合はやはり赤やピンクが基調になります。
白と合わせれば、女の子のカラーコーディネートとしては王道のかわいらしいものになるでしょう。
また、ピンクはクリームやベージュ、薄いグリーンやブルーなどとコーディネートするのもおすすめです。
ぐっと落ち着いた感じになります。
寒色系のコーディネート(男の子の場合)
男の子の部屋といえばやはり青や水色を使うのが定番になるでしょう。
この青や水色も、何色と合わせるかにより全体の雰囲気は大きく変わります。
白と合わせれば、セーラーカラーのような爽やかな感じに。
茶系の色と合わせると落ち着いた感じになるでしょう。
黄色やオレンジなどと合わせると、ポップな雰囲気を醸し出します。
寒色系のコーディネート(女の子の場合)
寒色系のコーディネートでも、女の子らしいかわいい感じにすることもできます。
その場合にポイントとなるのは、アクアブルーやミントなどの中間色を使うこと。
茶系の色と合わせれば、やや落ち着いた感じ、ピンクと合わせれば華やかな感じになります。
インテリアブランドを統一するとおしゃれに
子ども部屋のコーディネートを考える場合には、インテリアのブランドを統一するのもおすすめです。
ブランドを統一すると、全体のトーンが決まってぐっとおしゃれな雰囲気になります。
とはいえ、さまざまなブランドの家具が展示されている各地のお店へ行くのはなかなか大変です。
そんなときは一度にたくさんのお店を見てまわることができ、各店舗も広めなアウトレットモールを訪れてみてはいかがでしょう。
素敵なインテリアのアイディアが浮かびそうです
まとめ
子ども部屋のカーテンを選ぶ際に大きなポイントとなってくるのは「子どもの成長を考慮に入れること」です。
子どもの成長は速く、数年後には好みが大きく変わることもしばしばあります。やや落ち着いた大人っぽいものを選ぶことが重要です。
また、カーテンとその他の家具のコーディネートをよく検討すれば、部屋全体がぐっとおしゃれな雰囲気になります。
コーディネートは、カラーコーディネートが一つのポイント。
インテリアブランドを統一することによりさらにおしゃれな感じになります。