お中元を贈ってよいのはいつからいつまで?エリア・地域別に紹介
2021.06.15
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そろそろ夏です。
お中元の季節がやってきました。
しかし、”お中元はいつからいつまで贈ればよいのだろうか”と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、お中元を贈ってもよいのはいつからいつまでなのか、エリア別に説明します。
7月15日~8月15日までに贈るのが一般的ですが、地域によってはお中元の期間が”3日間”のみのところもあります。
期間を間違えると失礼にあたるので注意してください。
INDEX
【エリア別】お中元を贈ってよいのはいつからいつまで?
お中元を贈ってもよいのはいつからいつまでなのか、エリア別に紹介します。
東北・関東の場合
東北・関東では、”7月1日~7月15日”にお中元を贈るのが一般的です。
お中元を贈れる期間が15日間と、比較的短いので注意してください。
お中元の時期は、配送が集中して日にちを指定できない場合もあります。
そのため、ギリギリに予約するのではなく、早めに配送予約しておきましょう。
北陸の場合
北陸は、地域によって差があります。
富山県や石川県の能登町では”7月15日~8月15日”にお中元を贈るのが一般的だそうです。
しかし、新潟や石川県の金沢市では”7月1日~7月15日”にお中元を贈るのが一般的だそうです。
お中元を贈れる期間が1ヶ月ある地域もあれば、15日間しかない地域もあるので、相手はどの地域に住んでいるのか必ず確認しましょう。
どの期間に贈ればよいのか分からない場合は、7月中旬に贈ることをおすすめします。
北海道・東海・関西・中国・四国の場合
北海道・東海・関西・中国・四国では、”7月中旬~8月15日”にお中元を贈るのが一般的です。
お中元を贈る相手が北海道にいる場合は注意してください。
なぜなら、他の地域に比べて配送日数が余計にかかるからです。
そのため、余裕を持って配送手続きをしておきましょう。
九州の場合
九州では、”8月1日~8月15日”にお中元を贈るのが一般的です。
お中元の時期が全国で最も遅いので、間違わないよう注意してください。
また、お中元の時期が15日間と短いのにも注意しましょう。
沖縄県の場合
沖縄では、”毎年旧暦の7月13日~7月15日”にお中元を贈るのが一般的です。
3日間しかないと同時に、毎年期間が変わるので注意しましょう。
例えば、2018年は8月23日~8月25日でしたが、2021年は8月13日~8月16日です。
インターネットで「沖縄 旧盆 今年」と検索すればお中元の期間が出てくるので、分からなくなったら検索してください。
出典:いいもの探訪
お中元を贈り忘れた場合の対処方法と注意点
お中元を贈り忘れた場合の対処方法と注意点を説明します。
贈り忘れたら暑中見舞いや残暑見舞いとして贈る
お中元を贈り忘れた場合は、”暑中見舞い”や”残暑見舞い”として品物を贈りましょう。
品物は、お中元として購入したものでも構いません。
暑中見舞いの時期はいつまで?
暑中見舞いは、”最も暑い時期”に自分の近況を伝えたり相手の健康状態を伺ったりするものです。
“暑さが一番厳しい時期”に贈るものなので、”梅雨明け~8月上旬まで”に贈るのが正解です。
しかし、梅雨明けを確認してから暑中見舞いを贈っていては間に合いません。
そのため、梅雨明けの予兆が出てきたら、暑中見舞いの準備をしましょう。
残暑見舞いの時期はいつまで?
残暑見舞いの時期は、”立秋~8月31日まで”と言われています。
立秋とは、1年の中で暑さのピークを迎える日のことです。
しかし、立秋の時期は毎年変化します。
必ずカレンダーやインターネットでチェックしましょう。
ちなみに、2021年の立秋は8月7日です。
そのため、2021年の残暑見舞いの時期は、8月7日~8月31日までです。
出典:いいもの探訪
のしの書き方には注意
暑中見舞いや残暑見舞いで品物を贈るときは、相手の年齢や立場、そして関係性などを考慮して”のし”を書きましょう。
友人であれば、そのまま暑中見舞いや残暑見舞いと書いても構いません。
しかし、目上の方に品物を贈る際は、”暑中伺い”や”残暑伺い”と書きましょう。
せっかくよい品物を贈っても、のしの書き方に不備があれば”常識がない”と捉えられる恐れがあります。
そのため、のしの書き方には注意しましょう。
お中元を贈るときのマナー
お中元を贈るときのマナーを説明します。
持参する場合のマナー
お中元を持参する場合、早朝や食事どきは避けましょう。
おすすめの時間帯は、午前10時~11時、午後2時~4時です。
急な訪問になる場合は、玄関で品物を渡し、すぐ失礼するのがマナーです。
出典:かまぼこのある暮らし
郵送する場合のマナー
お中元を郵送する場合、品物を贈る前に”送り状”を郵送しましょう。
目上の方や仕事関係の方に送り状を出す場合は、押しつけがましくならないよう”ハガキ”で出しましょう。
相手が親戚や友人など、身内なのであれば、合わせて近況も伝えると喜ばれるかもしれません。
お中元をいただいたときのマナーもある
お中元を贈るときにマナーがあるように、お中元をいただいたときにも「お礼状を書く」というマナーがあります。
いただいたときのために、お中元をいただいたときのお礼状の書き方もチェックしておきたいですね。
ほかにも知っておきたい、お中元のマナー
お中元には、ほかにも知っておきたいマナーがたくさんあります。
ここでは、知っておきたいお中元のマナーをいくつか紹介しますね。
お中元の相場はどれくらい?
お中元の価格は低すぎても失礼になってしまうし、高すぎても気をつわせてしまうため、設定に悩みがち。
贈る相手や関係性によって、お中元の相場は変わりますよ。
お中元の相場を贈る人別に紹介!1万円以上の品物は逆に失礼?では、贈る相手別にお中元の相場を紹介しています。
おさえておきたいお中元のマナー
お中元は、贈る際にいくつかのマナーがあるため、初めて贈る場合にはとくに気を付けたいところ。
以下の記事では、社会人なら押さえておきたいお中元のマナーを紹介しています。
一通りのマナーをチェックしたいなら、要チェック。
お中元はお返しするべき?
7月~8月に贈られてくるお中元。
楽しみにしている方も多いですが「お返しはするべき?」と悩むことも結構あるんだとか。
以下の記事では、お中元をもらったらお返しするべきなのか説明していますよ。
お中元にのしは必要か
お中元は、贈答品によく付けられている「のし」が必要です。
皆さんは「のし」は何のためについているのか、知っていますか?
お中元の熨斗(のし)とは?基礎知識や書き方、注意点などを解説!では、お中元ののしについて徹底解説しています。
お中元の疑問やお悩みをまとめて解決!
お中元の疑問やお悩みは、以下の記事でまとめて解決しちゃいましょう。
お中元とは?贈る・もらったときのお中元マナーとはずさないお中元ギフトを幅広く紹介では、知っておきたいお中元のマナーとお中元にぴったりなギフトを紹介しています。
まとめ
今回、お中元を贈ってもよいのはいつからいつまでなのか、エリア別に説明しました。
まとめると、以下の通りです。
- 東北・関東:7月1日~7月15日
- 北陸(新潟県や石川県金沢市):7月1日~7月15日
- 北陸(富山県や石川県能登町):7月15日~8月15日
- 北海道・東海・関西・中国・四国:7月中旬~8月15日
- 九州:8月1日~8月15日
- 沖縄県:旧暦の7月13日~7月15日(2021年は8月13日~8月16日)
お中元の時期は、大体7月15日~8月15日の1ヶ月間です。
しかし、地域によって具体的な期間は異なります。
そのため、日にちは間違わないように注意しましょう。
お中元・お歳暮とは?それぞれの意味や違い、マナーなどを紹介では、お中元とお歳暮の違いや基本知識、マナーなどを紹介しています。